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【ジャパンレールパス利用ガイド】どう決める?ジャパンレールパスの選択方法

ジャパンレールパスには、普通車用とグリーン車用の2種類があります。さらに7日間、14日間、21日間と期間を選べます。

種類 グリーン車用 普通車用
区分 大人 小人 大人 小人
7日間 ¥70,000 ¥35,000 ¥50,000 ¥25,000
14日間 ¥110,000 ¥55,000 ¥80,000 ¥40,000
21日間 ¥140,000 ¥70,000 ¥100,000 ¥50,000

ジャパンレールパスを購入する際、種類や期間をどんな風に選べば良いでしょうか。

わたしは日本滞在22日間の旅で普通車用14日間のジャパンレールパスを購入することに決めました。その過程も紹介していますので、ジャパンレールパスを選ぶ際の参考にしてください。

普通車用かグリーン車用か

ジャパンレールパスは、大別して普通車用とグリーン車用の2種類です。

わたしはいつも普通車用を利用しています。全ての列車にグリーン席があるわけではないので、グリーン車用と普通車用の差額を埋めるだけの価値を見出せないからです。

例えば新幹線のグランクラスやグリーン個室などを使う場合には、普通車用でもグリーン車用でも別途料金がかかります。

ただしJR東海やJR東日本の新幹線を頻繁に使う方ならグリーン車用が良いかもしれません。

ひかりやはやぶさなどは、ABC3席とDE2席の5列シートです。4列シートの新幹線に比べると狭い感じが否めません。特に3席の真ん中しか席が取れなかった場合、かなり窮屈に感じます。

日本滞在中にたとえば東京と大阪の間を何度も行き来する機会があるようなら、グリーン車用のジャパンレールパスを利用した方が快適に移動できるでしょう。

期間はどうする?

特急はるか

ジャパンレールパスを使う期間を決める際に基本となる、一般的な考え方を紹介します。

1. 滞在予定期間
2. 移動予定の日数
3. 観光地の計画
4. 予備日の確保

以上のポイントを考慮して、ジャパンレールパスを有効に活用するための期間を決めることが重要です。

1. 滞在予定期間

まず日本に滞在する予定の期間を確認します。3カ月以上里帰りをする方は、特に注意が必要です。ジャパンレールパスは、日本に入国した日から3カ月以内に引き換えなければなりません。ただし使用開始日は、引き換えから最大1カ月先を指定できます。

2. 移動予定の日数

ジャパンレールパスを利用して移動する頻度や距離に応じて、パスの有効期間を選択しましょう。特に新幹線を利用する距離の長い移動を予定している日に合わせると、ジャパンレールパスを有効に使えます。

3. 観光地の計画

まず訪れる観光地や都市、その周辺地域での移動計画を立ててください。各地の観光スポットやアクティビティを考慮し、移動日や滞在日を決定します。

4. 予備日の確保

急な計画変更や天候の影響を考慮して、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。予備日を確保しておくことで、安心して旅行を楽しめます。

乗り鉄っちゃんきらりの旅2024

ふたつ星4047

当初3週間のジャパンレールパスを利用することを前提に、22日間の予定で飛行機を予約しました。3週間フルにパスを使い、最後は成田に前泊し22日目はホテルのシャトルバスを利用して空港入りする目算でした。

今回は真冬ということもあり、温泉移住の候補地に挙げている別府を中心に九州メインで旅程を組みました。SLひとよしやふたつ星など、特急に乗りまくる予定です。

ただ3週間ぎっちり旅程を立てたら買い物する余裕も無くなってしまって。東京での定宿が上野に近く、JRの成田エクスプレスより京成スカイライナーの方が便利なこともあり、今回は2週間用のパスを購入しました。

結果、80,000円のパスで150,000円分ほどはJRを利用させていただきました。実際に乗った列車は改めて紹介したいと考えています。

ジャパンレールパスを駆使して楽しみましょう

単純計算してジャパンレールパス普通車(大人)用を日割り計算してみました。

7日間用 ¥7,143
14日間用 ¥5,714
21日間用 ¥4,762

1週間用だと1日7143円以上JRを使わないとモトが取れない計算になります。毎日そんなにJRに乗らないと思われるかもしれません。

東京(羽田または成田)発着の便を利用して里帰りするとしましょう。実家が北海道だったり九州だったり遠ければ遠いほど飛行機を乗り継いで帰る方が早くて簡単です。

もう少し近いと、乗り継ぎ便の有無によってはJRを利用する選択肢も出てきます。例えば成田空港から青森までだと成田エクスプレスと東北新幹線を乗り継いで、片道19,660円です。

羽田空港から京都なら、京急で品川に出て新幹線(ひかり)に乗るとJRの料金が13,650円。新潟までなら、モノレールとJRを乗り継いで、片道11,060円です。ジャパンレールパスは東京モノレールでも利用できます。

実家など滞在先までの移動にJRを使うかどうかでも異なりますが、複数のパスを組み合わせて利用しても良いでしょう。例えば旅の最初と最後1週間づつなど。

12月に仙台へ里帰りしていた友人は、3週間のパスを利用して大阪や京都への旅行の他、金沢や函館に日帰りでお寿司を食べに行ってきたと話していました。

わたしのように特に実家のような滞在先がないという方には、滞在期間に合わせたジャパンレールパスの購入がおすすめです。気軽にJRを利用できるとなると、行動範囲がぐっと広がります。